エールカラー
風見美穂です。
お客さまのお話をお伺いしていると、小さい頃に言われたことって、大人になってもずっと残るんだなー、、、と思うことがあります。
特にお母さんに言われた言葉。
「あなたには、その色は似合わない。」と笑われたり、「そんな色が好きだなんて、頭がおかしいんじゃないの??」とか。
本人は、その色がとても好きなのに、まして実はすごく似合うのに。
過去にいらしてくださったお客さまで、小さい頃、ご自分が大好きだった紫色をお母さんに否定されて、それからずっと紫色は避けてきた、という方がいらっしゃいました。
いざパーソナルカラー診断をしてみたら、そのお客さまにとって、紫色はとてもよくお似合いになる色でした。
「紫は、メイクでもお洋服でも、どんどん使ってくださいね。」とお伝えしましたら、お客さま、「私、紫、着てもいいんですね。」と突然涙を流されて。
色の記憶、、、お母さんの言葉からの呪縛が解けた瞬間だったのでしょうか。
また、同じように、小さい頃、お母さんに「あなたはパステルカラーは似合わない。」と言われた方もいらっしゃいました。
でも、その方にとっても、やはり、パステルカラーは、その方をとても優しく、やわらかく、お肌にも透明感を持たせてくれて、その方をとても素敵に、綺麗に生かしてくれる色でした。
ご本人様曰く、「パステルカラーは憧れの色だった。」と。
たかが色。と、それで話を終わらせることもできるでしょうが、私はそうは思いません。
その「色の記憶」が、今のご自分の魅力や可能性、表現の幅を狭めているのだとしたら、、、。
ごじぶんの心の解放にも繋がるようなカラーを提供したい、とは改めて思うことです。
エールカラー
風見美穂
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