「ご自分の長所と短所、聞かせてください。」

栃木県 カラースタジオ エクリュ
カラーリスト 風見美穂です。

ご自分の身体の
長所と短所、聞かせてください。

講座などで
そうお伺いすると
ほとんどの方は
短所は、いーーーっぱい出ます。

顔が丸い。
足が太い。
腕が太い。短い。
肩が張っている。
お尻が大きい。
なで肩。
ふくらはぎが太い。
胸が無い。
首が短い。
頬が出てる。
顔が長い。

まぁ、それはそれはキリが無いほどに。

みんな
自分の短所探し名人か!
ってくらい。笑

それも、自信満々に、言います。

で、逆に長所を聞いてみると・・・

あまり出ないんですね。

出たとしても
「人から言われるのは…」とか
「自分で勝手にそう思ってるだけなんですけど…」
とか
だいたい 前置き が付きます。

謙遜でしょうか?
日本人の美徳でしょうか?

自分の長所を堂々と言うなんて・・・

引かれる?
嫌われる?

若い頃の私もそうでしたが
たいがいの方は
自分の短所の方に
多大なエネルギーを向けています。

極端に言うと
短所ばかりに目を向けて
長所には、まったく目を向けていない。

というより・・・

ご自分の長所に気づいている人が
少ないんですね。

自分のいいところに、気づいていない。

だって
なにせ、短所しか見てないわけですから。笑

かつての私もそうでした。

自分の身体を正しく知る。

これだけで世界が変わります。

見るところ → 視点が変わるわけですから
当然、世界は変わります。

それから
その、ご自分で思っている短所・・・

もしかしたら
他人からしたら羨ましい要素かもしれません。

だって
だからこそ着れる服
だからこそあなたに似合う服
があるわけだから。

それに、、、よく考えてみてください。

今のご自分の身体に
急に別のパーツ(顔や足、腕、胸、目、、、)が
付いていたら
おかしいです。笑

例えて言うなら
ヒマワリの花に
朝顔の茎や葉が付いていたら
変です。

バランス、まったく取れません。

なんの花だか分からなくなっちゃうし。

ご自分の身体の長所と短所。

それ、そもそも誰と比べての
長所、短所でしょうか?

人にも、それぞれの美しさ
色、線、形、あります。

服にも、それぞれの美しさを生かす
色、線、形、あります。

似合う、とは
人も服も喜んでいる状態が
必須です。

それを、調和と呼びます。

初夏の花。
丸い顔。
決して華奢(きゃしゃ)ではない葉。
だけど
おおらかで包容力があって
なんて女性らしいのでしょう。
花。
ひたすら。生かす。
美しい姿です。

・・・・・・・・
カラースタジオ エクリュ
風見美穂

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