丸えりか、Vネックか。

風見です。

先週、先々週と、パーソナルカラー分析の際に、数名のお客さまから立て続けに、全く同じ質問をいただきました。

「お洋服は、丸えりがいいですか? Vネックがいいですか?」

たぶん、「丸えりです。」とか「Vネックです。」とお答えした方が、お客様にとってはだと思います。

だけど、一概にどちらと言えないのが、もどかしいところ。

なぜなら、丸えりか、Vネックかよりも、もっと重要なことがあるからです。

お洋服の衿は、実は、形より 開き具合 がとても大事だったりします。

例えば、襟元をあんまりキッチリ詰めてしまうと、体型が(特に肩のあたりや背中が)やけにガッシリして見えてしまう人も居れば、逆にそれでもスッキリとして見える人も居ます。

あるいは、襟ぐりを広く開けても、なぜか華奢(きゃしゃ)に見える人も居れば、どこか間延びした感じに見えてしまう人も居ます。

これはその人が持つ体型によるもので、丸えりだろうがVネックだろうが、スクエア(四角い形の衿)だろうが何だろうが、この 衿の開き具合 によるご自身の見え方は変わりません。

つまり、単純に言うなら、衿の開き具合によるご自分の見え方が分かれば、丸えりでもVネックでも、何でも着ることが出来る。ということです。

何を着たらいいか。

「丸えりか、Vネックか。」

「綿のシャツか、シフォンのブラウスか。」

「タイトスカートか、フレアスカートか。」

大事なのは、アイテムではなくて、そのお洋服そのものの形・線、つまりラインやシルエット。

ご自分の体型を正しく知り、ちゃんとご自分を生かす服をバランスよく選ぶこと。

人って、意外と自分のこと、ちゃんと分かっています。

12月は、パーソナルカラータイプから観る身体のこと、お洋服のシルエット、改めて学んできました。

「何を着たらいいか」は、実は、ご自身の身体はもちろんのこと、四季の色と形が・・・パーソナルカラーが、教えてくれます。

これまで、ブログでも「色」を中心にお伝えしてきましたが、これからは「」のことも加えて具体的にお伝えしていきます。

身体って、細胞って、四季の色と形って、すごいです。

 

 

エクリュ/color studio ecru
風見美穂

 

 

 

 

 

 

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